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【倉林起業ストーリー(全9話)】第4話「月商5万円」

 

【倉林起業ストーリー(全9話)】
第4話「月商5万円」

 
 
下請けを止めたことで、

年商2,000万円があっという間に10分の1になり、

5年間のドン底時代が始まるわけですが、、、

何もしなかったわけではありません。

 
むしろ、

色々とやってみました。

 
仕事がなくてヒマだったので(笑)

 
 
まずはマーケティングに関する教材や本を読みあさり、

セミナーや異業種交流会にも行きました。

 
そこで出会った先輩経営者からすすめられて、

成功哲学・目標達成セミナーにハマりました。

 
数百万円使いましたが、

売上は低いまま(汗)

 
ネットワークビジネスもやりましたが、

全く実らず。

 
誘われるがままに色々やってみたものの、

お金が出ていくだけでした。

 
 
ちなみに、

起業当初の本業だったシステム開発は、

元請けと揉めたことでキライになっていました(笑)

 
その後は、

ホームページや動画の制作の仕事を

友人からもらってお金を得ていました。

 
ただ、

専門外なので積極的に営業もできず、

年商は200万円から300万円あたりをさまよっていました。

 
 
月商5万円なんてことも何度かありましたよ。

 
お金はとんでもない勢いで減っていくし

(自分が使っているからですが)、

何をやっても全くうまくいかないので、

完全に自信をなくしていました。

 
調子がいいのは初年度だけでした。

 
 
自力でいくら頑張っても

売上が回復する気配が全くないので、

「稼いでいる人から直接教わろう」

と思い、

一人起業家向けのマーケティング塾に行き始めました。

 
 
ここでちょっとだけ売上が上がり始めたのですが、

遅すぎました。

 
お金が尽きてしまったのです。

 
1,000万円以上あった貯金は3年でゼロに。

 
住宅ローン(サラリーマン時代にマンションを買いました)や

水道光熱費を半年間も滞納するようになり、

父親に借金もしました。

 
コンビニやスーパーに行くときに

500円しか持たないこともよくありました。

 
 
半年くらい頑張っていれば

売上が上がって

状況は改善されていたかもしれません。

 
ただ、

もう精神的に耐えられませんでした。

 
そして、

目先の現金を求めて

あやしい儲け話に飛び付いてしまったのです。

 
詳細は書きませんが(汗)、

借金を数百万円背負うことになってしまいました。

 
友人から紹介されたので安心していましたが、

「おいしい話なんてないんだなあ…」

と痛感。

 
高い授業料でしたね(泣)

 
 
この失敗がとどめとなりました。

 
完全にアウトです。

 
 
当時の自分にはどうしようもない金額の借金を抱えて、

やっと現実を受け入れることができました。

 
「これからは本業だけに集中しよう!」

と決めて、

実家に戻ることにしました。

 
東京から離れるのは

退場させられるようで抵抗がありましたけどね。。。

 
だいぶ時間が経ってしまいましたが、

これで再起をはかろうと考えたわけです。

 
 
5年間も続いたドン底時代はついに終わるのか…!?

 
 
(第5話に続く)